リフォーム・リノベーション豆知識
6.ホームセキュリティ会社のサービスとは
ホームセキュリティの役割
ホームセキュリティの機能は、留守あるいは、就寝時に住まいを警備するだけではありません。時代の変化、特に少子高齢化という背景が新しいニーズを生み出し、ホームセキュリティはそれに応えるべく、新しいサービスを提供し始めました。
ホームセキュリティ会社として有名なのは、セコム、ALSOC(綜合警備保障)、セントラル警備保障などがあります。基本となるサービスはおおよそ共通しているので、この章では最大手のセコムのホームセキュリティを例に取り説明します。
セコムのホームセキュリティ
住まいの扉と窓にセンサーを取り付け、セコムの警戒システムが稼働中に扉や窓が開くとセンサーが即座に感知し、コントロールセンターに発報すると同時に、ブザーが鳴り犯人を威嚇します。必要に応じて警察や消防署に連絡を入れます。また近くの拠点からホームセキュリティ会社の警備員が現場に駆けつけます。
これは在宅(就寝時など)でも、留守でもセコムのシステムを稼働させると住まいは防犯体制に変わります。
在宅時に不審者を敷地内に見かけるなどの危険を感じた時なの緊急時にボタンを押すだけでもコントロールセンターに異常を知らせることができます。
またセコムのセキュリティでは、建物の玄関の外壁などに異常が発生すると点滅するランプが設置されるので、帰宅した時に住居内で以上が発生している場合、点滅して中に入らないよう知らせてくれます。 火災やガス漏れなどにも対応し、消防署への通報と現場への駆けつけも行います。
高齢者向けのサービス
またセコムでは高齢となった両親だけで生活していて万が一に備えるサービスも提供しています。
急病や怪我をした時に握るだけでセコムに救急通報を送る事のできる救急通報サービスや、生活動線(トイレなど必ず通る場所)にセンサーを設置し、一定時間動きがない場合は異常信号をセコムに送信、セコムが事態を確認します。これらは通常のセキュリティサービスのオプションとして用意されています。
子供を守るサービス
両親が共働きの家庭では、お子さんが一人で帰宅した時に、セコムのセキュリティがかかった状態を解除したり、在宅セコムに切り替えたりした時には両親にメールで知らせる機能があります。
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